2025 01,03 19:59 |
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2010 10,23 11:05 |
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長い人生の中では、決して忘れてはならない日をいくつか経験することがある。僕にとってのその日が昨日だった。些細なことかもしれないが、法律家を志す自分にとって、決して忘れてはならない経験だったと思う。
僕は上司に頼まれ、3ヶ月前に取得した評価証明10枚を持って、宅地・雑種地の平米単価を記載してもらいに某市役所へと出向いた。窓口の女性に事情を説明し資料を手渡した。女性は上司に相談したようで、僕が待合席で待っていると2人の男が僕の前にやってきて、『これには記入できないから新たに取得してほしい』と伝えてきた。彼らの理屈はこうだ。 1.僕が持ってきた評価証明は、それを申請した時点での証明書であること。 2.その評価証明書の申請書には、平米単価を入れる指示がされておらず、 現況地目での評価を記載するだけの『契約』が成立していること。 僕はどう反論すべきだったのだろう?『事情変更の原則』を解いて、彼らが言う『契約』の内容の変更を主張すべきだったのだろうか?それとも他に有効な反論が出来たのだろうか・・・。そのときの自分には、これに対する有効な反論が思い浮かばなかったのだ。 何より悔しかったのが、『契約』などという、いかにも法律論を延べているかのような言葉を引き合いに出して理屈をこねる法律などろくに勉強もしたことがないような職員に、本当の法律論で反論し、こちらの主張をみとめさすことができなかったことなのだ。これは裁判で自分の依頼者を救うことが出来ずに完敗してしまったこととまったく同じことなのだ。僕は悔しくて悔しくて、怒りと涙をこらえながら、しぶしぶ申請書を書き、自腹で10枚分の評価証明書の代金を支払った。 相手の主張の脆弱性を突き、自分と依頼者の利益を守るためには、法律に関する正確な知識と幅広い経験で自らを完全武装しなければと改めて痛感した日だった。 PR |
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2006 05,13 23:07 |
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今日は午前中は家で勉強して、午後から、本を
買ったついでに大学の図書館で勉強した。ひさび さに行ったので集中できるだろうと思ったが、予想 外に意識が散漫で、2時間くらいで止めて帰った。 思えば、あの大学の図書館との付き合いは長い。 大学を卒業してからだから、もう5年以上になる。 その間、僕はまったく成長していない。普通の人 なら、5年もあればいろいろな経験をして、社会性 を身に付け、立派にやっている。まったく情けない の一言だ。 28歳。今年で29歳。僕の20代は失われた10年に なりそうだ。暗黒の20代。日の目を見ない20代。 まだ出口は見えそうにはない。 |
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